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ある日の夕暮れ、創作の合間にふと散歩に出かけた。

散歩自体は、なんて変わらぬいつもの事だ。

綺麗な空気を吸い、流れる雲や落ち行く太陽を眺めてリフレッシュする。

しかし、なぜかこの日はいつもと違った。

夕日の光を浴びて、これ程肌で感じた事が今まで無かった。

凄く温かい。

そのひと時

それは、社会の一員として戦っているものから、素の自分に戻される瞬間かもしれない。

嫌な事を忘れさせてくれる様な、そんな夢のような時間をつくり出す光。

「優しい光の温もり」が心に浸みわたり癒される。

そんな感覚をもった。

その時感じた感覚をどうしても優しい色彩に託して伝えたかった。

光の温度、言葉では言い表せない質感を表現したいと思った。

題名は描く前から既に決まっていた。

 

“Mother’s Light”

 

“母なる光”

 

空気を貫き、差し込む眩しい程のそれは、何よりも壮大で、慈悲に満ちて美しい。

普遍的な愛で、優しさで、そして温もりで全てを包み込み

次第に凝り固まった気持ちを解放させてくれる。

あの時感じた感覚。

母なる大地が生み出した光が織り成す壮大な世界にしようと。

あの時の感覚を手繰り寄せる様に、現実には存在しない世界を創作していった。

主役は勿論、「光」。

後は赴くままに、その感覚を忘れまいと、一心に自らの手に伝えていくだけだった。

まさにそこに存在するかの様に。。。

 

寺本和純